ハリントンジャケット!

今日は、先日入荷しました、ユニフォームワールドコーデュロイデニム生地のハリントンジャケットの事(元ネタ)を書かせて頂きます。ハリントンジャケットと言えば、イギリス発、バラクータ社が初めて製作した事で有名ですが、僕か初めて購入したのは、ポロラルフローレンのハリントンジャケットです。

〈ラルフローレンらしい、ウォッシュされた、デニム生地です〉

今から25年前に購入しましたが、当時はハリントンジャケットと呼ばず、スイングトップと呼んでいました。その時は知りませんでしたが、スイングトップは、和製英語で、日本のみの呼び名だったようです。僕が通っていたセレクトショップで、初めて買ったラルフローレンのスイングトップは、白でしたが、その後ネイビー、画像のデニムを購入しました。バラクータを知ったのはアパレル業界へ入ってからですが、中々購入する機会が無く、結局初めて購入したのは、僕がお店を初めてからです。定番のタンを購入しましたが、中々着る事がなかったので、父親に譲りましたが、いつも父親は良くバラクータを着ていたので、数年前、他界した時に棺桶に入れました。

〈90年代当時では珍しいアメリカ製です〉
〈襟裏はラルフローレンらしい赤のツイル生地です〉

棺桶に入れるのはもったいないかと思いましたが、良く着ていたので、良いかと思っています。その後、バラクータ社のハリントンジャケットを取り扱う事はなく、月日が過ぎ、3年前にイギリスのワークファクトリーメーカー、ユニフォームワールド社から、リリースされていたのを見て、懐かしく思い、バラクータ社に比べれば、作りは簡素ですが、同じ本場イギリス生産で、何と言っても、素晴らしいコストパフォーマンスで、これはお客様にも提供しやすいと思いセレクトしました。

〈裾と袖口はゴム入りのシャーリング仕様です〉

その後、今年の春の展示会でユニフォームワールドのコーデュロイのハリントンジャケットを見て、良いな思ったのは勿論、以前から気になっていた、デニムのハリントンジャケットがありそうでなかったので、取引先の社長にリクエストした所、イギリス製のデニムがあるから、生産可能だと連絡が来ました。その瞬間、僕の頭によぎったのは、既存のユニフォームワールドのハリントンジャケットと僕が持っているラルフローレンのスイングトップのデニムでした。

ラルフローレンのスイングトップは、袖口と裾がリブでは無く、ゴム入りのシャーリング仕様になっているのと、その他のデザインも若干違うので、悩みました。ただ、ラルフローレンのスイングトップの場合、型から別注しなくてはいけないので、僕のお店は弱小セレクトショップなので、すぐに無理だと諦めました笑 とりあえず、既存のユニフォームワールドのハリントンジャケットで考えていましたが、デニムなので、裾と袖口がデニムじゃなく、化繊のリブ編みなので、そこでまた悩み、デニムが色落ちするとリブだけ浮いてしまうんじゃないかと思いました。サンプルが無いので、頭でイメージしなくては行けないので、考えましたが、ふと、バラクータ社のライトブルーのハリントンジャケットを思い出しました。

(縫製も袋縫いで丁寧です。〉

バラクータ社は殆どのカラーはボディとリブのカラーは同系色なんですが、ライトブルーだけ、リブがネイビーだったんです。あのカラーリングは僕は好みだったので、リブと色落ちしたデニムのコントラストをポジティブに捉え、これはカッコイイと思い、決断しました。デニムも14オンスと7オンスがあり、悩みましたが、タフに着れる事を考え14オンスのデニムに決めました。入荷するまで、不安とドキドキでしたが、先日入荷し、商品を見て、ほっとしました笑 生地もそこまで厚い感じもせず、濃厚でこれは着込んで楽しめるなーと思いました。

〈ラルフローレンのデニムのハリントンジャケットです。〉

先日、偶々スマホで検索していたら、ラルフローレンのデニムのハリントンジャケットの画像(上記の画像)が出てきました笑 もっと早く検索すれば良かったです笑 おそらく、今回のデニムのハリントンジャケットは時間はかかりますが画像の様になって行くと思います。

ラブラドールのスウェットポストのロイヤルトラベラーの合わせが僕にとっては感慨深い組み合わせです〉
〈デニムのハリントンジャケットにラブラドールの犬ロゴパーカーもいい感じです〉

少し話が長くなってしまいましだ、今回、ユニフォームワールドのデニムジャケットの元ネタ及び、お話でした!是非、今回のユニフォームワールドのハリントンジャケット、コーデュロイデニムとどちらもオススメですので、是非ご連絡、ご来店をお待ちしております!